【機能・対象】
一般病棟では、内科、外科、消化器外科・内科、神経内科、整形外科を主に、状態の早期安定化に向けた診療密度の高い医療を提供します。
急性発症した病気や外傷などで集中的な治療が必要な患者様を24時間365日体制で積極的にお受け入れし、入院直後より医師、看護師、リハビリ、管理栄養士など多職種が協力し診療にあたります。
入院中は患者様ご自身が安心して治療に専念できるよう、患者様の精神的・身体的負担の軽減に努め、早期に日常生活復帰がなされるようスタッフ一丸となって取り組んでおります。
看護研究
高度るい痩、低栄養を伴うステージⅣ褥瘡看護の経験
パシフィコ横浜で行われたJSPEN 日本栄養治療学会で 「 高度るい痩、低栄養を伴うステージⅣ褥瘡看護の経験」を議題として、当院の取り組みを発表させていただきました。
今回は看護研究として、ステージⅣ褥瘡看護を振り返りました。
ステージⅣのアドバンスな褥瘡を実際に目で見るのも、治療に取り組むのも初めてのことでした。看護研究として、患者様を一から見つめ直し、その方にあった看護支援や、医師や栄養士などの多職種間で協力しながら栄養治療を行っていくことの重要性を学ぶことができました。
私は、栄養治療推進委員として栄養治療に従事し、難治性褥瘡看護における貴重な成功体験をさせて頂きました。この学びをここでもご紹介いたします。
担当した患者様はこのような重度の褥瘡をお持ちでした。看護師になってステージⅣ褥瘡を実際に目で見るのも治療に参加するのも初めてのことでした。医師や管理栄養士、リハビリテーションスタッフなどの多職種の間で情報共有し、協力をあおぎながら、この方にあった看護支援や栄養治療を考えていきました。
治療の過程で、供給タンパク質を創傷治癒(蛋白合成)に有効利用させるため、非タンパクカロリー/窒素 比(NPC/N 比)の見直しも行いました。非タンパクカロリーの基質として 中鎖脂肪酸を利用することにしました。またロイシンの持つ強い蛋白質同化効果、ω3系脂肪酸の抗炎症効果、アルギニンのコラーゲン合成促進・免疫賦活・血流改善効果にも注目し、適正な補助食品を選びました。
すこしずつ創部の状態が目に見えて改善していくのがわかり、毎日の看護に充実感を覚えました。
そしてなんと、ついに治療支援から14か月後に、きれいに治療することができました。
栄養治療の大切さを 患者様からたくさん勉強させていただきました。
